下積み時代芸能人の「自宅謹慎」のキツさ(アキナ山名)
パチンコの「海物語」にはまってしまって、借金が180万円というのは、自己管理しろ!って感じですが、面白い部分が。
12年7月、メンバーの1人がプライベートで新聞沙汰になる事件を起こし、連帯責任で会社から謹慎処分を通告されたんです。これね、芸能活動を慎むってだけやないんですよ。「自宅から一歩も外に出るな!」というキツーイお達し。せやからアルバイトにも行かれへん。いきなり収入ゼロですよ、ゼロ。目の前が真っ暗ですわ。僕らの謹慎が解けたのは3カ月後の10月になってから。それまでは借金生活に逆戻りしてました。
芸人もそうだけど、いろんな人から知られて、自分達のいないところで口コミが起こって、少ないファンよりも多くのファンを必要とする"認知"勝負のビジネスモデルにおいて
「家から一歩も出られない」自宅謹慎ってのは鬼のようにきついのかもしれない。
さらには、下積み時代だから、バイトも必要なのにできない。
復帰後には、バタバタの生活が目に見えてる。
これ、「芸人」だから、みんな読み物として読んでるかもしれないけど、毎日通勤して仕事をしてる人からしたら
家族が大きな病で倒れたり、自分が大きな怪我で倒れたりした時に、ほとんど同じ状況に至ることが分かってない。
いわゆる芸能人にとっては「プライベートで新聞沙汰」は"大きな怪我"ってだけであって、これは僕らにとっても起こりうること。
(実際、僕は最近起こりました。)
そういう時に、どうやって借金生活以外の方法で生きていくかを、調べておくのはいいぞーとは思う。