陸自教本、ネットで出品の事件をみて
陸上自衛隊向けの教本がネットに出品されていた。もちろんだけど、訓練以外での使用は禁止しているやつ。
出品者は同一人物とみられ、商品説明では「新品を譲り受けた。(出品者は)一度も自衛官であったことがない民間人」としている。
って、書いてあるけど、新品を譲り受けることなんてあるんか?
教本は現在、上官の許可を得た自衛官のみが入手でき、部隊で保管するよう規定されている。部隊が一括管理し、貸与しているケースもある。
まあそりゃそうだよなあと思う。
ただ、こういう「出品禁止」のものを出品してしまった系のニュースを見るたびに思うのだけど。
そんなに即金に困っているんですか?って話し。
なんか、出品禁止しているものをネットに掲載してもバレないっていう感覚が逆に分からないし、そこまでリスクを犯して売ろうとする気持ちがわからない。
まあ確かに、ほしくない本だったらいらないかもしれないけどさ。
50冊くらいコレクションでもいいんじゃない?
なんだか、「一か八かで売ろう!」っていう発想しかないのかもしれないよね。
そんなにレアな本なんだったら、コレクションにしておいて
軍事好きの人たちを読んで交流会でもするといいのに。
まあ、法律に触れない範囲で見せてあげればいいじゃないすか。(読むのはだめでも、表紙を眺めるのはOKなんじゃないかな。)
出品されたのは、「教範」や「参考資料」と呼ばれる教本で、機関銃の取り扱い方や戦車部隊での通信方法を記したものなどがある。
すごいやん。僕も読みたくなってきたわ。
教範は、安全保障上の「秘密」には指定されていないが、防衛省の訓令は教育訓練以外での使用を禁じている。
陸自は事件後、購入には上官が付き添うほか、誓約書の提出を徹底させるなど管理を厳重化している。
でも、買うことはできるんだ。どうやら。
ちょっと欲しくなってきたかもしれない。